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2004年09月25日

 ■ きょうとニユオン結成15+1周年記念集会

 知人が書記長をやっているユニオンの講演会です。経済、文化、教育領域における格差が拡大している今日、とりわけ若者をとりまく労働環境が、かなりヤバイ状態になっています。これは一般的な知識ではなく、日々実感していること。

 技能や知識がまったくない者でも、汗をながすことによって、知的で、文化的で、かつ、経済的にもそこそこの生活が送れるのが、私にとっての「理想社会」です。

-------- 以下、チラシより 改行位置若干変更 --------


  
ファーストフード店などで働くということ
―若年者が初めてつく仕事、マックジョブなどについて考える―


       きょうとニユオン結成15+1周年記念集会

 少し前、学生などが労働基準法などをよく知らず働いている実態…などを内容とする新聞記事に出会いました。そうでしょう。学生など労働基準法を良く知って、労働者としての権利を主張されれば、経営者(や使用者)は使いにくくて…というところでしょう。

 学校でも労働者の権利というのは詳しくは教えません。また、若年労働者の失業率が非常に高く、就職が難しい時代です。こうした環境の中、アルバイトや就職した若い労働者が有給休暇の権利を教えられなかったり、過酷な長時間労働にさらされたり…ということは、きょうとユニオンへの労働相談の電話などで明らかです。

 日本の人口の多くをしめる労働者の権利が軽視されている風潮は、軽く考え見逃すわけにはいきません。こうした労働者の権利の軽視の陰でもうけをはかる経営者(や使用者)がいることは歴然としているからです。

 そこで労働者の権利について、そしてそれに対する経営者(や使用者)の考え方や動きについて、少し共に考えていきたいという思いで、きょうとユニオン結成15+1周年記念集会(昨年開催予定だったのですが…)を下記のように企画しました。

 最近若い労働者の働くことの入口はファーストフード店やコンビニ、ガソリンスタンドなどが比較的大きな割合を占めています。その一つファーストフード店、例えばマクドナルドで働く(マックジョブと言います)ことの意味を考えてみます。ファーストフード店に立ち寄る気分でお越しください。

     きょうとユニオン:京都市南区東九条上御霊町64-1
               アンビシャス梅垣ビル1F
               電話 075-691-6191


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■日時:04年9月25日(土)午後1時30分
■会場:キャンパスプラザ京都 2階ホール(JR京都駅ビル駐車場西側)
■会費:500円(学生・失業者無料)
■記念講演:ファストフード店で働くということ
      講師:大石 徹さん(芦屋大学)

投稿者 mamoru : 2004年09月25日 22:56

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